道場で飛び交う声。
「全然ダメ!」
「なってない!」
「話を全然聞いてない!」
「話にならん!」
容赦なく飛んでくる。矢のごとく。
巻き藁で練習していたのだが、今日は的前での練習を許された。
先生が黙って様子をみている。なおさら恐ろしい。
先生「さっきから見てたけど、ダメだな」
私「あ、はい…」
先生「わかる?身体があっちゃこっちゃ行ってるのが」
私「いえ、、自分ではよくわかりません」
先生「こんにゃくみたいにフニャフニャしてるんだよな」
私「…」
先生「次回はもっと軽いのを引け」
私「はい」
今日は、矢を2回も落とすは、矢の先の金属(なんていうんだろ)が外れるは、お辞儀から退場まで怒られまくって散々だった。
【今日の教え】
腰を動かさない。
身体、特に下半身が安定していないといけない。不動大明のようにどっしりと構える。
胴づくりが極めて重要。射型全体を決定する体の根幹を作るため。
頭の頂点まで背筋をのばす
両肩を落とす
胸の筋肉をゆるめて、弓の中に割って入るようにする
弦調べ(つるしらべ)と箆調べ(のしらべ)の本質は、心を落ち着かせるため。
お辞儀をするときは首をださない。おしりを突き出す感じにする。
失の取り扱いは別途。