弓道の超初心者が初段を目指す記録

弓道を始めた初心者が日々の練習とあれこれを綴ります

執り弓と弓構え

執り弓の姿勢 (弓道教本より)

基本!の姿勢 手を注意されるため、直す!

初心者教室②-2 ☆2日目☆〜ゴム弓・矢・執弓の姿勢〜 | 38歳で始めた弓道

【大事なところ】 両こぶしは「腸骨上端」を親指で押さえた位置。中指、薬指、小指が腸骨に乗っかるようにして、両腕は体と並行にする。シメトリーに。

親指は外に出さずに「グー」の形を保つ。

 

両足は平行、体を真っ直ぐに上からつられているように伸ばす。両こぶしは、腸骨上端を親指で押さえた位置で、両肘を横に張る。
視線は鼻頭を通して約4 m先。
弓を持つ左手は会の弓手の手の内、矢の持つ右手は同じく会の妻手の手の内と同じ気持ちで持つ。

弓の先(末弭=うらはず)は、体の中央、床上約10 cmぐらいに保持し、矢先は弓の先に向かい、延長して弓の末弭と交わること。弓と矢は水平面に対して同じ角度に。

歩行中も末弭は、床上から約10 cmに保持。正坐又は跪坐の場合は末弭は床につく。心気を整え、伏さず、反らさず、堅からず、緩からず。自然体で体と弓が一体となること。矢の持つときは、矢の先から10cmくらいのところを持つ。


弓構え

 弓構えは「取り懸け」「手の内」「物見」の3つの動作から成る。

「取り懸け」は弽の親指を中指で押さえる。人差し指を添えるだけ。親指ははねるようにしてやわらかく整える。(懸口十文字)
「手の内」は、左手で弓の握り革のところを握ることである。
「物見」は、視線を矢通りに、首を正しく、的を注視する。手首や肘はやわらかく物を抱くようにする。

 

初心者教室②-5 ☆2日目☆〜弓構え~ | 38歳で始めた弓道

練習録 ~腰を入れる~

要は「腰は要」ということなのだが、すべての動作にかかわるので意識する。

「腰を入れる」とは、自分なりに解釈すると、お尻の筋肉に少し力を入れて内側に締め、股の付け根が張るようにして、丹田のあたりを少し前に出すこと。!!このときに、膝の後ろもまっすぐに伸ばすこと!!

弓道読本」著者の唐沢光太郎範士によると、両腕を上に上げ、両脚を伸ばし背伸びした状態で爪先で立ち、伸ばした両脚の力を抜かずにカカトをおろし、びてい骨の10センチら辺を上に張り伸ばすとのこと。←尾てい骨が上に向いているかチェック!!

 

画像

 

 

・腰を入れて歩くー足先から出さず腰を先に出す感じ、気持ち前のめりになる感じ。

・大前の立礼ー腰を曲げ、首を曲げない。お尻が突き出す感じで深く45度。自分の感覚で45度だと浅いようなので、かなり深くする。腰と呼吸の関係は下記。

・胴づくりー足踏みは足を踏み開いたあと大腿部(ふともも)を閉じる力を加えるようにする。枕を挟み込むような感じという記事もあった。腰を入れ(上記)、膝の裏を強く伸ばす。

 

 

大前の立礼の呼吸

◎大前
1.吸う息で左足を正面にやや大きく踏み出し←腰を先に出す、以下常に同じ
2.吐く息で上座に向かい、右足を踏み出す
3.吸う息で左足を右足に揃え、上座に意を注ぎ
4.息を吐く
5.吸う息で礼をして
6.息を吐く(息を吐いている間だ頭を下げている)←ここで腰を入れて曲げる。
7.吸う息で体を起こし(床上4m先を胸で見る気持)
8.息を吐く
9.吸う息で左足を的正面方向に踏み出す

〇2番目以降
1.吸う息で左足を正面に踏み出し
2.吐く息で上座に向かって右足を踏み出し
3.吸う息で上座に意を注ぎながら、左足を右足に引き寄せつつ揖をする
4.吐く息で体を起こし
5.吸う息で左足を踏み出す

※次の射手は前の射手の5.の踏み出しに合わせて1.の足を踏み出します

羽引きとは

「羽引き」とは、弓と矢の羽が重なっている部分を弓から引き出す動作。矢羽が弓に触れないくらいに両方の肘を張るようにして、左右の手を均等に2~3センチ押し開く。「弓構え」の最終段階で「羽引き」を行い「円相」の構えが出来上がったら、「物見」を行う。

 

「円相」とは、両腕で大樹を抱きかかえるような姿勢になることです。

 

やや両肩(肩甲骨)を前に出して、胸は突き出さないで八角形の自然ななだらかな円相の姿勢にします。この時に、弓と弦の真ん中が体の中心になるようにする。

 

 

 

練習録 ~肩甲骨を体感せよ~

胸を開く。つまり肩甲骨、上腕を動かす!=会までは綺麗だと言われた!嬉しい!良いイメージが今回自分で理解できたのが大きな進歩。

kerokuma-blog.com

弓道は、不動大明神のように、砲台の役目を果たす下半身、そして標的を捉え正確に大砲を繰り出す筒のように、背中全体を使った上半身が重要だと感じている。要は体幹である。

上半身と下半身を形づくる骨格や筋肉は各々異なるわけで、それに合った対策を取り入れることが大事だと思う。

 

効き目が左目?、巻き肩、反り腰(いわゆるでっちり)、やせ型の自分は不利だと悟った。猿腕ではなさそう。

上手くなるためには、すべてを改善しないと仕方ない。

 

肩甲骨を鍛える腕立て伏せ20回と巻き肩対策ストレッチを毎日やることにした。


■腕立て伏せ20回

肩甲骨腕立て|太りにくく若々しい体をつくる! 体幹トレーニング

腕立ての姿勢は腹筋に力を入れて腰が反らないようにする事が重要!!!

対処法としては、棒を背中に置くことにより、棒と体幹の接地を感じることで自身の体幹ニュートラルかどうか感じることができます。

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胸郭出口症候群の解消ストレッチ・対策と治療法 腕や肩の痛み、しびれなどの症状を改善 | NHK健康チャンネル

 

■巻き肩対策ストレッチ

NHKあさイチで巻き肩の解消法Good!結構痛いけど効いている感じ。

30秒でできる!胸のストレッチ

1正座で座り、両手を組んで上にあげる。

2顔を上に向けて30秒キープ。

3あごを上げ、胸を突き出すようにするとベター

 

1分でできる!上腕三頭筋ストレッチ
1正座ですわり、片手を上げてひじを曲げ、手のひらを首の後ろにつける。

2反対側の手でひじをつかみ、横に引っ張る。二の腕が外側に伸びてればOK。30秒キープして反対側も同様に


二の腕に利くトレーニング3種(上級)
正座で座り、両手を後ろでできるだけ伸ばして上に高くあげて10秒キープ

両腕を後ろに伸ばした状態で手首を10秒回旋させる

両腕を後ろに伸ばした状態で、ひじの位置を変えずに腕を曲げ伸ばしする。

 

今日の教え

■執弓のときは、腸骨の上に手の三四指を載せる。巻肩気味にするのが良い。肘が反らないように。

■会のときの弓手は、親指と人差し指と中指は仲良し。親指と人差し指とが接地し、中指の上を親指を滑らすように前に動かす。決して親指に力は入れない。小指を絞める。

■大三から会に至るまで胸を開く(肩甲骨を意識すると上手くいった)

会に入ったとき、右ひじは、肩の後ろになるように。左手も肩の手前でなく、後ろにもっていく。そうすると的の中央にあたる。(つまり肩甲骨を後ろにより外旋させるイメージなのかな)

■羽引きは弓にからんだ羽を取りのぞくイメージ。手でひっぱるのではなく、肩甲骨を寄せるイメージをもったほうが良いのかも

 

 

手ぬぐいを縦に持って絞る。但し左手が上。

 

参考になった。

弓手「手ぬぐいを縦に持って」右手を前に出して絞る。左手を上にする!

円相がきれいにできるように。打ち起こしも同じ形。
手の内の改善にもなる。

 

左利きの場合、普段と逆の手の使い(右手が上、左手が下)なので少し気持ち悪いけど、普段からできるのでやってみる。

 

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練習録 ~腰、つまり〇門から~

タイトルに入れると、もしかしたらユーザー差し止めされるかもと思い、記さなかったが、一番大事なことなのでまず書く。

 

重心を安定させるためには、肛門を閉めること。

 

これが武道に共通する姿勢、「丹田に力を入れる」の要諦。

丹田はおへそ下で身体の中央部。
丹田に力を入れるためには、お尻を閉める感じ、即ち肛門を閉めること。

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ひかがみを伸ばすことに一生懸命になりすぎていた。なので、太ももまでは一直線だが、肝心な腰が左右に動いていた。で注意される。

 

肛門、これだよ。

 

足踏みの上に両足脚が伸び、腰から上に置くのであるが、腰骨の前側麺をちょっと上に向けるようにして肛門を閉じ、股の付根を張る。水月(みぞおち)を軟らかにし、あまり凹まぬように伸ばす。このときに鼻と臍が対し、両耳と両肩が相対するようになる。~神永範士~ (教本二巻 胴づくりより)

 

ただし、あまり意識しすぎると良くないようだ。

以下引用。

肛門を締めるようにすると弓が引きにくくなる
この教えは穴を締めるように説明していますが、実際の動作でお尻を締めるようにして弓を引くと上半身のブレを抑えようと頑張れることがわかります。

ただ、実際にこの動きだけを取り入れようとすると、弓を引きにくくなります。特に女性のように筋肉が少ない人はただの力みになってしまう可能性があります。

つまり、「肛門を締める」のではなく、別の解釈をしなければいけません。そのときに大切なことは上半身の筋肉に無駄な力みを取り除くことです。

上半身の力みを取り除くことで、上体の重みが胸や背中ではなく、腰の中央に乗ります。すると、重みが結果的におへそより少ししたくらいに感じ、気持ちや意識が太ももの付け根に集中します。

このように、太周りに重みを感ずる感覚が「肛門を締めるときのお尻周りの感覚」と似ています。しかし、弓を引くときには、お尻周りを意識しなければいけない煩わしさはありません。弓を引いているときに上半身が安定して引けることが確認できます。

胴づくりを整えるためには「肛門を締めるように」「お腹が張るように」といった教えがあります。実際の稽古に活かすためには、上半身の力みを取って、腰の中央に体重が落ちるように立ちましょう。自然と太ももの付け辺りに意識が行くことが体感できます。

rkyudo-riron.com

 

練習録 ~5人立ち~

3人立ちから5人立ちになった。

5人立ちの場合、特に大前は注意することが多いので下記する。

・入場は、2番目の弦音(つるね)が聞こえた後に入場する。

・5人が同時に動作できるよう、すこしゆっくり目に歩く。

・本座に進み跪座し、5番の弦音で揖(ゆう)を行う。最後の射手が後退するとき射位に進む。

・甲矢は通常とおり。

・乙矢の場合、4番の弦音で弓を立て矢を番えて待つ。5番の弦音で立ち、間をおかず行射する。

参考用:審査の間合い 全日本弓道連盟

https://www.kyudo.jp/pdf/documents/probation_gyosha.pdf

 

これまで注意されたことまとめ

弓と矢は身体の中央に対して常に二等辺三角形のように持つ

乙矢を持つ場合は後ろの人の邪魔にならないよう、少し後ろ斜めにする。二等辺三角形を意識する。

肩が詰まるのはNG!

上達への道。|全日本弓道連盟について|公益財団法人 全日本弓道連盟